当ブログでは「次の一冊が見つかる」をコンセプトに本の感想・レビュー記事を書いています。
この記事では、2025年読んだ本を5段階評価をして紹介。
- → 絶対読むべき神本
- → 夢中で読めて面白い
- → フツーに面白い
- → なんか惜しかった
- → モヤっと
私が本を読み終えるたびに更新していきます。「本探しにいつも苦労しちゃうんだよね」という人はブックマークしてチェックしてみてください!
小説・ビジネス書・エッセイ・マンガ・実用書などジャンルをごっちゃで、ひたすらレビューしていきます!
2025年読んだ本まとめ【★★★★★】絶対読むべき神本
テンション的には「いいから読め。世界観変わるぞ!」くらいの本です。
読んで面白いのは当たり前。
面白くて、さらに世界観が変わる。生活が変わる。人の見方が変わる。
人生に『革命』が起きようなレベルの本だけをピックアップしていきます。
1|モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略
「いきなりモテ本かよ。きっしょ。」と思うかもしれませんが、これが超超超超アタリ本。
読めば女性への意識が540度くらい変わります。
360度通りこして、さらに540度くらい変わっちゃう衝撃の本でした。マジで男子これ読んだ方がいいって。
「モテる」ということが小手先のテクニックではない。あなたの予想以上に女性は男性の本質を瞬時に判断しています。世の中のモテ本はほとんどが作者の経験則ですが、この本はどこまでも科学ベース。
『女性が男性を選ぶ指標』を進化心理学を根底にした本はこの一冊だけじゃないでしょうか。
男性としての魅力の高め方を知りたい方はぜひ読んでくださいな。
2|恋とか愛とかやさしさなら
婚約者が盗撮で捕まる話なんですけど、、、深かったぁ。
幾多のメッセージ性がストーリーの中に組み込まれてました。読んでいて新しい解釈と視点にハッとなる。
メッセージ性としては「正欲」や「傲慢と善良」に近いものを感じました。考えさせられる小説っていいですよね。
さらに著者の一穂ミチさんの繊細で的確な表現力が1ページ目から最後まで夢中にさせてくれました。
「新しい視点を学べる読書をしたい」という方におすすめです。
3|シンプリスト生活
「自分を大切にするって一体なんなん?」のひとつの答えをくれる本。
自己啓発本によくある「自分を大切にしよう」をここまで具体的に伝えてくれたのは初めてだった気がします。読めば「自分らしくってなんだろう」と自然と考えさせられました。
まるで禅の本のようでした。
読めば、暮らしを通して生き方が変わること間違いなし。
成功とか、成長とか、人のためとか、会社のためとか、そういうの全部後回しにして、自分を大切にしたいならぜひ読んでほしい。生活を充実させていくことの素晴らしさ。自分らしく生きることの豊かさを再認識させてくれました。
人生に充実を感じなくなったらぜひ読んでみてください。
2025年読んだ本まとめ【★★★★☆】夢中で読めて面白い本
星4つの本は「夢中で読んじゃった!面白いから読んでみて!」「超役立った!この本読んで良かったぁ」くらいのテンションです。星5の本は、「誰であろうと絶対読め!」くらいの熱量でした笑。
私がふだん友達にすすめる本は、星4つ以上からです。まだ読んだことない本があれば、ぜひ手に取ってみてください。
1|SAME AS EVER この不確実な世界で成功する人生戦略の立て方 人の「行動原理」が未来を決める
「未来の予測なんて不可能だから、人間の普遍の行動原理を理解しようぜ」がテーマの本。著者は『サイコロジー・オブ・マネー』のモーガン・ハウエルさん。面白い本しか書けないんでしょうな。
人間の行動原則を歴史だけではなく、動物の生態など自然科学も混じえて解説するから超面白い。
あっぱれ。あっぱれ。
好奇心を刺激され続けました。
つまらない成功法則ではなく、「人間はこうだから、あわてることないよ」「こう考えよう」「こんな時に落とし穴に落ちやすい」など、大きな視点から対策と警告をくれるのがありがたかったですねー。
2|六人の嘘つきな大学生
メディア化を機に読んだら超当たりだった本。
ミステリーとしてのレベルが高い!
結末が気になりすぎて1日で読み切っちゃいました。就活をミステリに仕上げている斬新さも高評価です。
『そして誰もいなくなった』や『十角館の殺人』を想起させる展開で、読み止められませんでした。純粋にミステリーを楽しみたい人にオススメ。
「続きが気になってしかたがない!」体験をしたい人はぜひお手に取ってくださいませ。
3|むらさきのスカートの女
「読み進めるとだんだん怖くなってくる。」という不思議な読書体験ができます。
第161回、直木賞受賞作。さすがというべきか、これも最後まで展開が読めず釘付けにさせられましたねー。
たった164Pなので、サラッと読めるのも魅力のひとつです。
この本はマジでネタバレなしで読んでほしいので、これ以上のことは言えません。
「なんか怖い」小説をお探しの方はどうぞ。
読んだ直後の感想記事。
4|図解 コーヒー一年生
「家でコーヒー淹れたい」って思ったらまず読む本。
コーヒー初心者はこの本から入ると間違いないと思います。
原産地の特徴、豆の保存の仕方、スーパーの豆を美味しく淹れる方法などなど。
何もわからず勢いで自宅コーヒーを始めた時には、めちゃくちゃ助けてもらいました。
この本を読めばスーパーで1番安い豆でも、スタバのコーヒーより美味しく淹れられちゃいます。
自宅コーヒーを始めたい。って人はどうぞ。
5|書くのがしんどい
書くことに悩んでいる人には超クリティカルな一冊です。作家は敏腕編集者の竹村俊助さん、『メモの魔力』をはじめ数々のヒット作を世に送り込んでくれた方です。読書家にとっての恩人ですね。
タイトルの通り「書くのがしんどい」って人向けに、書く基本が分かりやすくぎゅ〜っと凝縮してありました。知ってることでも「ほうほう」と頷いてしまうほど。
個人的には最後に書いてあるSNS論がすごく良くて、「書く」ことが人生を変える可能性を秘めていることをヒシヒシ感じさせてくれます。
「ブログをやってみよう」「SNSで好きを発信しよう」と思ったら、読んでみると財宝がざくざく出てくるはずです。
2025年読んだ本まとめ【★★★☆☆】フツーに面白い
ここでは、面白かったけど「フツーだったなぁ」とちょっと惜しさを感じた本をご紹介します。
★★★★☆→めっちゃ面白かった!!!
★★★☆☆→面白かったぁ
くらいのテンションの差です笑。「人によってはオススメだけど、星4以上がおすすめ。」くらいな温度感だと思ってください。
あくまで個人的な感想なので、人によっては「いやいや!これは名作でしょ!」とお叱りはあると思いますが、正直ベースのブログなのでご容赦ください。
1|成瀬は天下を取りにいく
本屋大賞2024年の名高き傑作、なんですけど、ごめんなさい。個人的には星3つです。
1冊を通してコミカルでテンポよく、漫画を読むように一気に読みられますが、ちょっと物足りない。
薄口の味噌汁を飲んでいるような感覚でしょうか。
ただ、キャラクターの魅力はピカイチでした!
続編は気になるので近いうちに『成瀬は信じた道をいく』も読んでみたいと思います!
2|至高のコーヒーの淹れ方
タイトルの通り、超おいしいコーヒーの淹れ方が紹介されてます。
著者はブラックコーヒーの世界一を決める大会「World Brewers Cup2021 in Milan」にて準優勝を果たした畠山大輝さん。
コーヒーの基本がこれでもかと詰め込まれてました。
個人的には、抽出時間と酸味・甘味・苦味・雑味・旨味との関係を知れたのが非常にナイスでした。
ただ一方で、家でコーヒーを楽しみたいだけなのに「さすがにそれは面倒じゃない?」「そこまではやらないよ」と温度感を感じてしまい、星3つに。
コーヒー中級者以上になったら読み直したい一冊です。
2025年読んだ本まとめ【★★☆☆☆】なんか惜しかった本
読んだけど「うーん人には勧めないなぁ」と思った本です。
友達と話してて「この本は読まなくてOKだよ!」とつい言ってしまうくらいのテンションです。
1|科学がつきとめた「運のいい人」
「ホンマでっか!?TV」でお馴染みの中野信子先生による本。
「科学的に運がいいってどういうこと?」と興味津々で読んだのですが、あらゆる自己啓発文でこすり続けられた内容の繰り返しで正直イマイチ…。
科学的というだけあって、一応研究の引用も多かったのですが、「動物実験と人間は比べられないのでは?」と微妙に納得できなかったり。「その研究有名すぎて知ってる」と既視感があったり。
読書家の皆さんにはオススメしないかなぁ。
読書をはじめたばかりなんです!みたいな人なら面白いかと…!!
2025年読んだ本まとめ【★☆☆☆☆】モヤっとした本
基本、読み始めたら最後まで読み終える私ですが「もう読まんでいいや!」「つまらん!」とサジを投げた本です。(本当生意気言ってすみません)
正直ベースのレビューを志しています。
不愉快な方もいらっしゃると思いますが、どうかご勘弁ください。
2025年1月現在、星1の本はありません。