心身ともに癒されたい?それなら自然に還ろうじゃないか。

実家に帰った時に自然に帰った私です笑。

現在の私はちょっと会社の都合で、遠い場所に研修にいってます。
90分も通勤に時間かけて、マジでしんどい。疲れマックス。電車ではタバコ臭い人もいて、ザ・ストレス。

心も体もすり減らしているような感じです…

あなたも疲れてませんか?

  • 長時間におよぶ労働
  • 長い通勤
  • くだらない対人関係
  • お金のやりくり
  • 孤独

何かしらのストレスは抱えているはず。体がだるい、心が重い。嫌な思考を繰り返して「あぁもう。なんでこうなっちゃうんだろ。」と沈んでしまう瞬間もあるでしょう。

疲労困憊。せめて週末は羽を伸ばして、この疲れを吹き飛ばしたい。平日についた泥を全てはらって、リフレッシュしたい。

今回は、そんなしんどい思いをしているあなたに科学的に正解なリラックス法を紹介していきま〜す!

目次

癒されたいならちょっと大きめの公園に行け!

「おいおい、公園に行くだけで本当に癒されんのかよ?」なんて思いますよねー。ただ今まで様々な本を読んだ感じ、めっちゃ本当です。

たとえば、こちら↓

 自然の効果を示すデータで有名なのは、2016年にダービー大学が行ったメタ分析です。研究チームは「自然とのふれ合いはどれだけ体にいいのか?」を調べるために、過去のデータから871人分をまとめて大きな答えを出しました。

 その結論をひとことで言えば、「自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する」というものです。

『最高の体調』 鈴木祐

いろいろすごいんですよ。自然。
副交感神経をぐわーんと働かせて、体を一気にリラックスモードへ変換。

目では、直線のない曲線だけで作られた景観が、脳の負担をやわらげ。
耳では、鳥のさえずりや虫の音、川のせせらぎが、さらに脳の癒しを増幅。

さらに意外な効用も↓

 ちなみに、公園や森林は、町内フローラの改善にも重要な役割を果たします。(中略) 

 「自然の大気には大量の微生物がふくまれており、空気中で代謝と増殖をくり返している。花粉のような微粒子が微生物を運んでいるからだ。待機中の微生物は、わたしたちの呼吸器から体内に入って町へ向かい、免疫システムに影響をあたえる」

 自然の大気を吸い込むだけでも、わたしたちの腸内環境は改善していきます。

『最高の体調』 鈴木祐

自然の中にいるだけで、腸活になるなんて信じられないですよね笑
ただ、科学の世界では割と常識らしく、公園や森林にいるだけで腸が喜んでいるといえましょう。

どんくらい公園に行けばいいの?

一応『最高の体調』には、この頻度を推奨してくれてます↓

  • 2日に1回公園で最低10分過ごす
  • 1ヶ月あたりの自然との接触時間を150分以上にする(約3時間半)
  • 年に3〜4回はアウトドアを楽しむ。
  • できるなら2週間に1回は大自然に身を置く

公園に2日に1回、、、できそうで意外と難しい。
一応、会社の昼休みにお散歩がてら公園に行くようにはしてます。が、オフィス街にある小さな公園なんで、「本当に効果あんのか?」て感じですね笑。

結論|できるだけ週末に公園にいきましょう。

お散歩がてら公園に寄ったり、新宿御苑まで遠足気分で行ってみたり。適当にベンチに座っているうちに「うわぁあ、落ち着くぅ」と脳がとろける気分に。

子供づれの親子がキャッキャ遊んでて、みてるだけでなんか幸せですし^^

ちょっと大きい公園をお散歩するのはめちゃくちゃ気持ちいので、おすすめです。

マッサージより自然の方が癒される

研究によれば、自然の癒しの効果はマッサージより大きいんだそう。
『最高の体調』によれば、それぞれの癒しを数値で表すと

マッサージの癒しの効果:0.57

自然の癒し効果:0.71

マッサージより癒し効果がでかいって、かなり嬉しいですなぁ。

たしかに木の青々しさや、枝がくねくね伸びている様子。
色とりどりの花。鳥の鳴き声。

そして、日光の柔らかな日差しに、ついつい微笑んでしまいます。この微笑んじゃう本能を科学では、「バイオフィリア仮説」と呼んで、研究がすごい盛んらしい。

科学者たちはいま、自然が人間の気分やウェルビーイングだけではなく、思考力に及ぼす影響を数値で示そうとしている。記憶し、計画を立て、創造性を発揮し、空想に耽り、集中する力、そして社交能力までもが自然に寄って左右されるというのだ。

(中略)

このバイオフィリア仮説とは、人間は自然のなかで進化してきたのだから、自然に囲まれているときがいちばん「くつろげる」という考えだ。

『NATURE FIX』 フローレンス・ウィリアムズ

マッサージの歴史なんかより、自然との付き合いの方が人間長いですからね笑

今度の週末、とりあえず公園に行ってみよう。

どうせ行くならできるだけ大きな公園の方がいいです。イヤホンをせず、ゆ〜ったりお散歩して、お花をみたり、鳥の鳴き声に耳を傾けたり、大木のうねる枝を静かに観察してみたり。

脳が「戦闘モード」から「やすらぎモード」に徐々に切り替わっていくのを感じるはずです。

「あぁ、なんか安らいでいるかも。」浅かった呼吸が、深くなって、神経の高ぶりが完全に治れば、久しぶりの平安が訪れるでしょう。

脳みそだって休みたい。

仕事とあらゆるストレス、お金の不安、もう脳みそ疲れ果ててます。このまま酷使したら、かわいそう。

この土日は30分くらい公園散歩して、脳をしっかり休めて、また月曜日から頑張れるように自分を労ってあげてくださいな。

今回の参考文献はこちらの二冊。

今回の参考文献


自然に触れるだけでクリエイティビティ、メンタル改善、腸内活性化など、いろいろな実験で明らかになってるので気になる方はぜひご一読くださいな。

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