「今日仕事しんどい…」
行きたくないのに、行かなきゃいけないって本当にしんどい。ぎゅうぎゅうの電車で身動きも取れずに出勤。職場でもキャパオーバーの仕事量をなんとか捌いて、クタクタ帰宅。
私も、出勤のストレスで頭が締め付けられるように痛いときがあります。あなたも今、とてもストレスに苦しんでるかもしれません。
今回は、潰されそうなストレスを感じている時に試してほしい呼吸法を紹介します。
私はこの呼吸法にすごくすごく助けられていて、「ヤバい」と感じたらすぐにこの呼吸で落ち着くまで凌いでます。
- 不快感が頭を締めつける。
- イライラが収まらない。
- ストレスで辛い。
この記事は、苦しんでいる人に安らぎを取り戻してほしくて書きました。すぐに実践できるないようなのでぜひ取り入れてください。
アメリカ陸軍特殊部隊で取り入れてる最強の呼吸法とは?
世界で最もストレスのかかる場所は戦場です。殺される恐怖を抱きながら、肉弾戦。「ドドドドドドドドッ」と耳元で聞こえる激しい銃弾の音。仲間の死。安息がままならない日々。
安らぎから最も遠い場所で、アメリカの特殊部隊が行っている呼吸があります。
それがボックス・ブリージングという手法で、やり方はものすごくシンプル。
- 鼻から4秒かけて息を吸う
- 4秒間息を止める
- 4行かけて口から息を吐き出す
- 4秒間息を止める
4秒をベースに鼻から吸って、止めて、口から吐いて、止める。このリズムを繰り返すだけ。
その時々の状況にもよりますが、私の場合は2分程度で落ち着きを取り戻し始めます。長くかかっても5分程度でしょうか。
色々辛いし、逼迫していることはあるけど一度全部わきにおいて、ただ呼吸を感じる。
吸って、止めて、吐いて、止めて。4秒をひたすら数え続けながら、呼吸をしていると、不思議と安らいでくるんです。
苦痛な出勤を乗り越えるおすすめの呼吸法
私にも出勤がツライときがありました。本当行きたくない、電車地獄だし、職場の空気感もイヤだ。今日1日をあそこで過ごしたくない。心がぎゅっとなって苦しい。
そんな時は、歩くリズムに合わせてボックス・ブリージングをしてました。
- 4歩歩いてるあいだ鼻から息を吸う
- 4歩歩いてるあいだ息を止める
- 4歩歩いているあいだ息を吐き出す
- 4歩歩いてるあいだ息を止める
4歩のリズムで、ひたすら呼吸。本当に苦しい時は、どんなに頑張っても息が思うように吸えなくて苦しい。
でも苦しいままで、呼吸を続ける。4のリズムに心を預けきってみる。
すると、どこかで「スーーーーッ」と深い呼吸ができる瞬間がくる。そしたらもう体も心も落ち着きを取り戻せるんです。
苦しい時ほど、ただ呼吸に意識を向ける。
呼吸をしてると、すぐに安らぎが得られないことに焦ってしまうことがあります。「早くラクになりたいのに」「せっかく呼吸してるのに」みたいな感じです。
ただ、焦れば焦るほど脳は不快感でいっぱいに。
落ち着くまで焦ってしまう気持ちはわかります。でも、焦っている自分を冷静に受け入れて、体のリズムを信用しましょう。ゆっくり4秒のリズムに身を任せて、大きな心で呼吸をしてみてください。
それでもとっても苦しいときは?
呼吸をしても苦しい。息が思うように吸えなくてツライってときもあるでしょう。苦しいときは、自然音を聞くようにしましょう。
自然界にあゆれる音を聴くだけでも、私たちのストレスは大きく減ることがわかっています。
『超ストレス解消法』 鈴木祐
スマホアプリのおすすめは「Relax Melodies」です。ぜひ検索してみてください。
私の場合は、電車の中は100%自然音を流してます。ガタンゴトンという音はするものの、海の音や、川のせせらぎなどの癒し効果のある音で可能な限り相殺。出勤のストレスを和らげようと努力してます。
ぜひぜひ呼吸と合わせて自然音もお試しください。
ストレスまみれのあなたを助ける。今回のおすすめ本。
今回は、鈴木祐さんの『超ストレス解消法』を引用させていただきました。科学的なエビデンスがあるストレスをなんと100本も収録されており、生活に合わせたストレス解消法が必ず見つかる安心の一冊になってます。
この本は、3種類のストレスに対する対策を提案しております。
ショートストレス……短い期間だけに感じるストレス
ループストレス……ショートストレスを何度も繰り返してしまうタイプのストレス
ロングストレス……慢性的になってしまった深刻なストレス
たったひとつのストレス解消法で、さまざまなシチュエーションで解決するのは無理な話。
ストレス解消法をたくさん持っておけば、もしひとつの方法が効かなくても、またすぐに別のテクニックを選べばいいため、心に大きな余裕が生まれます。
『超ストレス解消法』
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