ありとあらゆるブロガーさんが勧めている『ブログ飯』を読みました。
初版2013年で今から10年も前の本でして「今さら読んで使える知識とかあんのかよw」とやや小馬鹿にしつつ読み始めたんですけど、超絶おもしろいし、めちゃくちゃ勉強になりました。生意気言ってすみませんでした。
ブログで稼ぐ覚悟とか、何度失敗しても稼げなくてもめげずにトライしまくる根性とか、めちゃくちゃ染みるものがありました。
ブロガーってだけじゃなくて、きっと全てのビジネスで言えることっすね。
諦めるな。
なぜかこのシーンが思い浮かびましたね。
善逸 極めろ
泣いていい 逃げてもいい
ただ諦めるな。
『鬼滅の刃 四巻』より
「結局諦めない人が、勝つ」と、そのど根性を学ばせていただきました。
ど根性といえばこのシーンですね。
ブログで人生一発逆転だぁあああ嗚呼嗚呼!!!!!
って気合いだけで上手くいくような甘い世界じゃないんですけど、諦めなければ道は開けるってことを示してくれるいい教材でした。
特にも筆者のストーリーはブログへの執念に畏敬の念を感じました。
全然ブログで稼げてない状態で子供もいる中、失敗・失敗またまた失敗。不安と焦りでどうにかなりそうな中、それでもブログを書き続けようやく成功。
ストーリー読むだけでブログの本質が掴めるくらいのクオリティ。
こりゃ確かにブロガーが絶賛してやまないわけですね笑
ただ、ノウハウが詰まってるんじゃなくて筆者がどんな努力をして、どう乗り越えて、どれだけ頑張ったかのストーリーが超リアルで震えました。
これ読んだらみんな感化されちゃうんじゃないかなぁ。
さて、せっかくなんでこの本から学んだことを3つ紹介していきます。
今回も学んだことはこちら↓
ブログをやる絶対条件は「書くことが好き」であること。
メモメモメモメモとにかくメモれ!瞬間を逃すな!
1記事1記事全力投球!
「なんだ当たり前じゃん」て思うじゃないですか。
けどこの本を読みながら「うわぁあ、確かに…」と腑に落ちる納得感とこの言葉に奥行きを感じるからあら不思議。
当たり前のことが大事なんですよね。テクニックなんかより。
当たり前のことを疎かにして、小手先を求めるんじゃなくて基礎根本を極めるってのが本書で感じ取れたエッセンスでした。
一つずつ解説していきましょう。
ブログをやる絶対条件は「書くことが好き」であること
100記事、200記事、300記事って書き続けるのは、マジで好きじゃないと続かん。
それにイヤイヤ書いた文章よりもワクワクした気分が文章のあちこちで踊っている文章の方が魅力的。
もし、今現在、楽しくブログを運営しているのであれば、ぜひそのまま続けてください。好きで書いている文章ほど、魅力的に見えるものです。
『ブログ飯』
昨今の副業ブームでは
ブログは稼げる!ストック収入だし、誰でもできるよぉ!
なんて言われてますが、書くのが好きじゃないと苦しい時期が続くんじゃないでしょうか。
逆に、儲かりそうだから、商品のサンプルをもらっちゃったから、自分は興味ないけど話題だから書いておこう……、なんて調子でブログを運営している人も、きっといると思います。
ちょっと言葉はきついですが、正直言って時間の無駄です。
『ブログ飯』
好きこそものの上手なれ。ブログに限らず、せっかく副業やるなら儲かりそうなことより「楽しい」とか「これがやりたい!」みたいなトキメキを求めていくのが肝心です。
メモメモメモメモとにかくメモれ!瞬間を逃すな!
この本で、一番勉強になったのはこれ。とにかくメモ!メモしてメモしてメモしまくれってことです。
アイディアが浮かんだらメモ
新しい体験をしたらメモ
商品を使ってみたらその実感を即座にメモ
買った時の気持ちをメモ
本を読んだらメモ
etc.
あとで思い出すんじゃなくて、その瞬間にメモするのが肝。新鮮な思考を逃さないことが重要なんだと思い知らされました。
経験したことは、いつか必ずネタとして、「飯が食えるブログ」の力になります。日常のあらゆることがあなたの力になるのです。だから、どんなことでも、とにかくやってみましょう。その体験から感じたもの、人に伝えたいものをメモしておく習慣を身につけておきましょう。いつか必ず、役に立つ時がきます。
『ブログ飯』
どんな体験もネタになる。
日常のあらゆることが自分のチカラになる。
すごい励まされました。さっそくスマホのメモ帳に【保存版:ブログ】を作成し、日々気づいたこと、書きたいこと、商品の最初の印象と感想をここ1週間ほど続けております。
メモして気づいたことは、頭の中にあるよく分からないけどモヤモヤした想いの断片が言葉にされてめちゃくちゃスッキリして気持ちぃ。この新鮮ワードをどんどん届けていきたいと思います。
1記事1記事全力投球!
記事を書く時は、その時の最大のパフォーマンスを発揮して書いてください。
『ブログ飯』
常に本気であれ。「手抜きは読者に伝わるから、今できる最大限の記事を常に発揮し続けなさい。」というメッセージが本全体のあちらこちらに伺えました。
実際、筆者のストーリー読んでみるといつもガチで手抜きなんてしてない真剣勝負感がめちゃくちゃ伝わってきます。
その辺はやっぱビジネス。「趣味としてのブログ」と「飯を食うブログ」ではやっぱり発想の起点が違うというか。ただ好きだから書くんじゃなくて「飯を食うために書く」って意味では覚悟が必要です。
「昨日飲み会だったから、今日は適当でいいや」という状態で記事を書くぐらいなら、更新しない方がマシです。
『ブログ飯』
適当なブログを書くくらいなら書くな。常に全力で書け。
書いていることに満足して、全力投球できてないときもあるからすごい反省。(さっそくこのあとリライトしていきたいと思います。)
マジでブロガーにとっては神本ですなぁ。
あらゆるブロガーが必読書と勧める『ブログ飯』はやっぱり必読書でした。
この記事を書くために、ペラペラ改めてページをめくってみましたが…「ほんとにブログの教材だよなぁ」としみじみ感嘆。
今回の3つのポイントだけじゃなくて、
- ブログのテーマの決め方
- 書き方、伝え方
- 書き続けるための心得
- 面白いブログの書き方
- ファンが増えない時の対処法
- ブログの仕組み
- リサーチの方法
- 自己投資の仕方
- 戦略の取り方
- 突き抜けるためのマインド論
- 実際にゼロから稼げるようになったストーリー
それらの全てが小手先テクニックじゃなくて、王道。「枝葉じゃなくて根っこを掴め」と基礎根本を掴むことが最大の近道だと教えられている感覚でした。
難しいことは何ひとつありません。むしろ「こんな初歩的なことばっかり」と思う人もいるかもしれません。でも、結果が出るブログと出ないブログとの違いは、専門知識の量ではありません。案外些細なところにあるものです。
『ブログ飯』
ムダなテクニックを覚えるよりも、ただ闇雲に記事数を追いかけるよりも、今これを読んでくれる人に細やかな気遣いをしていくことが大切なんだな。それが最終的には稼げるブログに繋がっているんだなぁと。
大変勉強になりました。
これを読んでいる方でもし「俺もブロガーだよ!」って人は100億%『ブログ飯』は読むべき一冊。10年前の時代遅れの一冊だなんて一蹴せず、ぜひぜひこの基礎根本のノウハウを脳に叩き込んでくださいな。