毎月コーヒー豆を選ぶのが楽しみな私です。
今月はPostCoffeeにて「エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル」を購入しました。
エチオピアらしい華やかさ、ロゼワインのような複雑さ、そして花のような香りが素敵すぎるお豆さんでした。満足満足。
この豆を選んだ決め手はこの3つです。
- 精製方法がナチュラルで華やか抜群
- エチオピア原種の野生味ある味わい
- ロゼワイン&ストロベリー感を飲んでみたい
つまり「面白いコーヒー」ってことです笑。
中煎り〜深煎りが好きなんですが、浅煎りは個性の幅がひろくて純粋に飲みくらべが楽しい。
この豆もいろんな表情を見せてくれて美味しかったです!
ロゼワインっぽい華やかなフレーバーと口当たり。さらに「グレープフルーツジュースなんか?」と錯覚するほどの圧倒的なジューシーな酸味と甘味。
これだから浅煎りコーヒーはやめられない。友達みんなに振る舞いたい。
そんなわけで、今回はPostCoffeeで出会った「エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル」をレビューしてきます!
「エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル」の基本情報
商品名 | エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル |
---|---|
産地 | エチオピア |
品種 | Hairloom (エチオピア原種) |
農園 / 生産者 | 小作農家さん |
標高 | 1,950m – 2,200m |
精製方法 | ナチュラル |
焙煎 | 浅煎り |
フレーバーイメージ | ストロベリー、ローズワイン、フローラル |
商品名 | エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル |
---|---|
産地 | エチオピア |
品種 | Hairloom (エチオピア原種) |
農園 / 生産者 | 小作農家さん |
標高 | 1,950m – 2,200m |
精製方法 | ナチュラル |
焙煎 | 浅煎り |
フレーバーイメージ | ストロベリー、ローズワイン、フローラル |
かる〜くポイントだけ解説していきます。
気になるとこだけでも読んでいってくださいな。
商品名|エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル
「イルガチェフェ チェルベサってなんぞや」と思う人は多いでしょう。
実は地名のことです。「イルガチェフェ市の中のチェルベサ村」みたいなニュアンス。コーヒー豆は地名を商品名にしているのが一般的です。
地理的には、赤道よりちょい上あたり。
エチオピアの豆は華やかでフルーティなのが特徴です。
品種|Hairloom(エチオピア原種)

エチオピア原種とは、なんと野生のコーヒーの木から取れる豆のこと。
普通は「ブルボン」「ティピカ」などの品種を決めて育てますが、野生のコーヒーとはなかなかオツですなぁ。
なんでも、エチオピアではそこかしこにコーヒーの木が原生。自然の交配がすすみ、種類は10,000種にも及ぶんだとか…。それで分類しきれないのでエチオピア原種としているそうです。
味わいは野生味ある複雑さが特徴。
野生の人参とかナスとか食べたことはありませんが、コーヒーで頂けるのは面白いですなぁ。
標高|1,950m – 2,200m
一般に高い標高で育った豆は品質が高いと言われています。
日中と夜の寒暖差が大きいと、実が引き締まってグッと美味しくなるんです。
精製|ナチュラル
粘液を除去するウォッシュドと違って、生豆をまんま乾燥させるナチュラル。
豆本来の個性が際立つので、香りとコクがしっかり出てくれます。
「エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル」の美味しい淹れ方と感想
ではでは早速飲んでいきましょう。
色々な淹れ方、ドリッパーで試してみたので参考にしてみてください。
【まるでグレープフルーツジュース】4:6メソッドで淹れてみた。

酸味が強いと後半しんどくなっちゃんですけど、この豆は最後まで美味しく楽しめました。
苦味をあまり感じさせず、柑橘系のジュース飲んでるんかな?と錯覚させるレベルの味。おったまげたぜ。
試したのは、安定して美味しい味を引き出せる4:6メソッド。
- 粒度…粗挽き(コマンダンテで30クリック)
- 温度…93℃
- ドリッパー…ハリオV60
- レシピ…4:6メソッド
- 豆の量…15g
- お湯の量…225cc
前半はとにかく華やかでフローラル。
酸の程よい刺激と味の複雑さもあり「ロゼワイン系のコーヒーだぁ」と面白がってました。
中盤。酸が極まってくるころは「グレープフルーツジュースじゃね?」と面白テンションが上がりまくり笑
感触を確かめるべく、何度か試飲して「やっぱりグレープフルーツジュースだ」と味と言葉を一致させた時はテンションMAXでした。
前半はロゼワイン。
中盤〜後半はグレープフルーツジュース感を楽しめる面白いコーヒーでした!
【軽口なロゼワイン&ストロベリー】至高のコーヒーの淹れ方で淹れてみた。
「至高のコーヒーの淹れ方」は雑味が出ずに豆の旨味だけを抽出する方法です。4:6メソッドでは味わえなかったストロベリー感が一気に出てきてくれました。
変化を楽しめるって自宅コーヒーってやっぱり最高。
お店じゃこんな楽しみ方はできないもん。
- 粒度…中粗挽き(コマンダンテで26クリック)
- 温度…93℃
- ドリッパー…フラワードリッパー
- レシピ…至高のコーヒーの淹れ方
- 豆の量…15g
- お湯の量…230cc
序盤はクリアですっきりとした軽口のロゼワイン。
中盤から酸の味わいが徐々にベリー系に変化していき、口の中で泳がせてじっくり味わうと「あぁ確かにストロベリー」とにんまり微笑みました。
自宅でストロベリーって超贅沢。
朝を充実させてくれてありがとう。農家の人々、ロースターの皆様。
苦味ゼロ。
「コーヒーが苦手な人に目隠して飲ませたい!」なんていたずらも考えてみたり笑。たのしいたのしい。
まとめ|ロゼワイン&フルーティは面白い。エチオピア原種×ナチュラルは最高。
非常に個性豊かな面白いお豆でした。そうだよね。「エチオピア原種×ナチュラル×標高高い」これだけでおもしれー豆確定ですもんね。
レビュー時点で2回ドリップしたのであと13回ほど淹れられるのがワクワクすぎる。
- 細挽きにして低温にしちゃおっかな。
- 甘みをもっと引き出せるカリタウェーブ使おっかな。
- ブラックコーヒーが飲めない友達に振る舞ってみよっかな。
豆のポテンシャルが高いと、想像力も掻き立てられます。
おもしれー豆を飲んでみたい人はぜひともお試し下さい。
気になる人は「エチオピア イルガチェフェ チェルペサ ナチュラル」をチェック。
※売り切れたら買えなくなるのでお早めに
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