時間の解釈を根底から覆してきやがった『限りある時間の使い方』

タイトルの通り『限りある時間の使い方』を読み終えました。時間の感覚をまんまと覆されましたいい本でした。こういう価値観壊す系の本は読んでおきたいですねー。

  • 忙しすぎてゲロ吐きそう。
  • 未消化のタスクに心がすり減る。
  • 未来のために今を犠牲にしている。

もしあなたがタスクに忙殺されて、人生楽しめてないなら読むだけでゆとりが生まれるはず。

いい意味で人生の課題を諦めさせてくれる本

諦めるとふ〜っと心が軽くなるんですよね。今という瞬間の濃度が濃くなって、「限りある一瞬を大切に生きよう」と読むだけで思わせてくれました。

読むだけで、あなたは生きることを思い出すでしょう。

私が読んでこの考え方すげぇ魅力。と感じたポイントは3つ。

この本のPRポイント

重要なことも諦めていい。

不快を受け入れば、本当に重要なことに取り組める。

自分が無価値であることを受け入れる。

限られた大切な時間をどう使うか?そもそもの前提を破壊してくれる本書を解説していきまーす。

目次

魅力1|重要なことも諦めていい

必要なのは効率を上げることではなく、その逆だった。

すべてを効率的にこなそうとするのではなく、すべてをこなすという誘惑に打ち勝つことが必要だったのだ。

『限りある時間の使い方』

「重要なことだけを取り組もう」──多くの自己啓発本では重要なことを優先的に取り組めば人生はハッピーになるとお説教してますが本当にそうでしょうか…?

仕事でのプロジェクト、親の介護、子供との時間、配偶者との触れ合い、定期的な運動、リラックスタイム、今後のキャリアのための成長の時間、ポートフォリオのチェック、友人と楽しく過ごす…

あれ?時間がいくらあっても足りねーぞ?

この本では、重要にことですら全て取り組める時間なんてないぞ。諦めなよ。という現実を突きつけてくれました。

思い返すと確かに時間、、、足りないねぇ〜。

「自分次第で、仕事も家庭も子育ても、人間関係も、親の世話も、自分の余暇も全てコントロールできる」って様々な本やYoutube、SNSなどで騒がれてますが、そんなことない。

「重要なことだけ取り組んでも時間が足りない事実を受け入れる」というメッセージに救われる人は多いんじゃないでしょうか?

足りない足りない、限りある時間という制約の中で本当に純粋に優先すべきことを見つけることに充実する生き方があるんだと身に沁みました。
(何を優先するか考えたい人は価値観の記事へどうぞ)

魅力2|不快を受け入れば、本当に重要なことに取り組める。

自分にとって重要なものごとに取り組むときには、不安がつきものだ。

目の前には厄介な現実が立ちはだかり、未来はどう転ぶかわからない。挑戦は失敗に終わるかもしれない。自分の才能のなさが露呈するかもしれない。

(中略)

できるなら、快適な衰退よりも不快な成長をめざしたほうがいい。

『限りある時間の使い方』

実はブログを5年前くらい前からやりたかったんですけど、ず〜っと理由つけて先延ばししてきたんですよね。で、ワードプレスを開設しても操作わからなくて面倒でほったらかし。

不快と向き合うのが嫌。ただそれだけでした笑最近価値観に向き合ってすごい思うことがあります。

大切なことほどめんどくさい。

  • 価値観を明確にする。
  • マネースクリプトを見直す。
  • 家計簿をつける。

超めんどい。やりたくねぇよ(・Д・)

でもやらないと人生が進展しないの分かっちゃったんだよ。

20代のように勢いだけで生きて後悔したくない。だから重要なことを価値観を振り返りながら考えて、不快感と共に成長していける30代にしたい。

不快感を習慣にしよう。そう決断させる素晴らしい本でした。

魅力3|自分が無価値であることを受け入れる。

自分が無価値であることに気づいたとき、ほっと安心するのも当たり前だ。

今までずっと、達成不可能な基準を自分に課してきたのだから。

『限りある時間の使い方』

「自分には価値がある。自分には価値がある。自分には価値がある。」そう唱え続けていた20代。なんか声に出して繰り返すようになんかの本に書いてたんですよね…笑

人は自分が無価値であることがすごい怖い。何かに挑戦したくても、失敗が怖い。あの人に好きって言いたいのに、断れるのが怖い。怖い。こわい。コワイ。

短い人生を「怖い」が邪魔している。

怖いのは、時間をかけたから、勇気を出したから、報われて当然だという謎の信念にあると思う。
時間をかけても、勇気を出しても、ダメな時はダメ。っていうかダメな時の方が多くない?笑

それならダメな自分と、ダメな結果を受け入れよう。
自分が無価値であることを受け入れれば、失敗した時の痛みも恥も許容できる。

そしたらもっと気軽にチャレンジできる。限られた時間を後悔せずに使える。空想に出てくる完璧な自分像とはさよならしよう。

そしたらもっと身軽な心であなたは今を大切にできる。そう思いませんか?

未来のために今を生きるのはやめよう。

『限りある時間の使い方』は今をときめかせ方を教えてくれるすげぇ本。

よりよい未来のために、今を犠牲にしてませんか?

未来志向をやめて、今を生きよう。瞬間的な快楽を求めるのではなく、価値観に沿った、今まさに時間をかけるべきことに取り組もう。今の充実度が未来を決めていく。

全部できると思うのはやめよう。時間は思っているより有限で少ない。
大切なことを大切にするだけで手一杯。

あれもこれもできなくても、本当に取り組むべきことは取り組もう。

今を生きよう。

そんなふうに未来のために生きていた自分を取り戻してくれたありがたい本でした。この本をたったの90分読めば、あなたの時間に色鮮やかな輝きが取り戻されるでしょう。

ぜひ今を充実して生きる術を学んでください。『限りある時間の使い方』はこちらからチェック。

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