【おすすめ本】断食して若さと活力を取り戻せ!『「空腹」こそ最強のクスリ』

『「空腹」こそ最強のクスリ』を読みましたー。空腹が糖尿病、がん、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、認知症etc.さまざまな病気を予防してくれるんだよーという本。

空腹はいいよー!って本は今までいくつか読んでいるんですが、この本はかな〜り優しく書かれていて、「断食ってほんとの体にいいの?」って軽い気持ちで知りたい方には最適の本じゃないでしょうか。

目次

肥満は病気のコース料理。どんどん病がテーブルに運ばれる。

この本では、どれだけ肥満が恐ろしく病気のリスクを引き上げるか丁寧に解説してくれました。今まで読んだ中でいちばん分かりやすい。

それをさらに噛み砕いて、すごい極論を伝えるとこんな感じ。

肥満が病気を引き起こす流れ(究極ざっくり)

脂肪が増えると、肝臓ボロボロ↓

肝臓ボロボロになると、血液ドロドロ。血管かっちかち↓

血液ドロドロ、血管かっちかちになると、全身に炎症が起こり始める

つまり血液をとおして身体中で炎症が起こり、各臓器が悲鳴をあげ始めるわけです。疲れやすさ、謎の体調不良などの悩まされ、生きてるだけで人生ハードモードへ突入。
さらに各臓器に炎症が起こったらこんな感じです。

全身の炎症が進行すると
  • 心臓なら心筋梗塞、狭心症
  • 脳なら脳梗塞、認知症
  • 肝臓なら脂肪肝
  • 目なら網膜症
  • 生活習慣病
  • 各臓器のがん、肝臓がん、腎臓がん、大腸がん、胆嚢がん、膵臓がんなど…

まさに病気のコース料理です笑(笑ってる場合じゃありませんが)

確かに肥満なおばあちゃんって見たことありませんからね。感覚的にも太っている人から死んでいくのは間違いないと思います。

肥満から抜け出すには、ちょっとした空腹でOK

ダイエットといえば「我慢・苦しい・しんどい」の三拍子。太っている人が太り続けているのは、この三拍子に負けちゃうからなんですよね。

ジムに通って大嫌いな運動。

大好きな唐揚げを我慢してストレスまみれ。

ちょっと歩けば美味しい食べ物が売ってる環境。

もう無理っすよね。「そりゃ食べちゃうし、続けられんわ!」って私も思います。

しかし本書は「ダイエットは永遠に続く苦しみ。」って思いがちな人にぴったりな仕様になってます。ゆるい断食で苦しまず痩せられる方法を解説してくれました。

ポイントはこの3つ

本書のポイント

ダイエットを毎日頑張らなくていい。

空腹な時も好きなだけ食べていい。

正しい知識で食べるモチベーションダウン。

では一個ずつ説明していきましょう〜。

ダイエットを毎日頑張らなくていい。

本書では「週に1回だけでいいし、そんなに辛くないよ!」と肥満に悩んでいる100人みんなの希望になる主張をされております。

 メインルールはただ一つ

 
 睡眠時間にプラスして一日数時間、
 つまり起きている時間の半分だけ、
 何も食べない時間(空腹の時間)を作る。

『「空腹」こそ最強のクスリ』

「ん、どういうこと?よく分からんぞ?」って方のために解説していきます。

4時間たべない→8時間ねる→4時間たべない。

このダイエット法のポイントは「16時間食べない時間をつくる」ことにあります。本書で提案している断食のリズムはこれ。

4時間たべない→8時間ねる→4時間たべない。

睡眠に8時間を費やすなら、食べない時間をこんな感じに設定します。

16時間食べない時間の例

20:00 食べおえる。(断食スタート)

00:00 寝る(ここで4時間クリア)

08:00 起きる(11時間クリア)

12:00 ご飯食べる(16時間クリア)

「週に1回でもキツいわ!!!」ってツッコミが入りそうですね笑。しかしご安心ください。本書はそんな不安に寄り添っております。

 最初のうちは「いきなり4時間、ものを食べずに過ごすのはつらい」「起きた後、どうしてもお腹が空いてしまう」という人もいるでしょう。
 その場合は、2時間でも3時間でも、できる範囲で始めてみてください。
 いずれ、体が体調になれてくるはずです。

『「空腹」こそ最強のクスリ』

最初は、途中リタイアOKです。物事にはペースがあって、体にも準備が必要。すこ〜しずつ体を慣らしていけばいい。週に1回の優しいゆるゆる断食です笑

もしどうしても我慢できない空腹を感じたらどうしたらいいのか??

空腹な時も好きなだけ食べていい。

「食べてもいいってどゆこと!?断食じゃないじゃん!」という歓喜のツッコミありがとうございます。

 空腹の時間中でも、ナッツ類などであれば、
 いくら食べていただいてもかまいません。

『「空腹」こそ最強のクスリ』

いくら食べていただいてもかまいません。

書き間違いじゃなくて、ホントにそう書いてます。ナッツ類食べ放題。辛くなったら好きなだけアーモンドとか、ピスタチオとかカシューナッツを食べてお食事時間を待ってください。

大切なのは、体を慣らすこと。
徐々に体を慣らしていけば、16時間フルで食べないことに微塵も辛さを感じません。週に1回じゃなくて毎日できるようになってきます。

ちなみに私は現在、平日は1日1食の約20時間断食。土日は16時間断食で落ち着いております。(後半に詳しく書きます)

正しい知識で食べるモチベーションダウン。

「肥満がどう体を蝕んでいくか知っても、今までと同じように食べられますか?」

たとえば、内臓脂肪が増えつづけ、肝臓にも脂肪が増えて、どんどん肝臓の機能が衰えていく様子を知ったら、怖くないですか?

 糖質過多は、内臓にもさまざまなダメージを与えますが、なかでも、もっとも強く影響を受ける臓器は、肝臓かも知れません。

(中略)

 その結果、肝臓に異常な量(肝細胞の30%以上)の脂肪が蓄積されてしまった状態は「脂肪肝」といいます。

『「空腹」こそ最強のクスリ』

健康の知識は、知れば知るほど、生活を変える力があります。

今の食事が、心臓病をつくり、肝臓がんをつくり、心筋梗塞をつくる。
今まで遠かった病気が、日々の食事とつながったとき、あなたの食事は自然と変わり始めます。

たぶん、この本を読んだら自然にあなたは健康な食事を好む人間に生まれ変わってます。

本当はスリムになりたいんじゃないの?

今まで、いろいろ健康系の本を読んできたんですけどこの本が一番負担なく痩せられる本!厳格なやり方じゃなく、”妥協する余地”を作ってくれております。

「辛いダイエットは嫌だ」ってダイエットアレルギーの人にも効果バツグンなはず。

というか、望んで肥満な人って一人もいなくて。みんなスタイリッシュなのに憧れてても、いろんな事情で今の体型になったと思うんですよね。

痩せたい、でも痩せれない。この葛藤に疲れて「デブでもいいや」って諦めてる人も多いと思います。

でもこの本読んだら1年かけてじっくり痩せると思う!!!!

週に1回だけの我慢で大丈夫。食べたって大丈夫。ゆるっとあなたのペースで、空腹体験を始めませんか?

ゆるゆるダイエットのやり方は『「空腹」こそ最強のクスリ』をチェックしてくださいな。

ちなみに私は1日1食でも全然お腹空かない

私は、2年ほど前から断食は「超健康にいい!」って知っていたんで、ちょいちょい取り組んでました。

1日1食。
14〜22時に野菜中心に食べる。

ってな感じで2年間取り組んでました。慣れちゃうとびっくりするくらいお腹空かないです。逆に「今までよく1日3食も食べてたなぁ」って3回食べることに違和感感じるくらい。

今年の10月から転職にともない、毎日出勤。「お昼休みが12時からだし、お弁当めんどくさいし、食べなくていいや」と平日は1食スタイルで定着しました。

23年10月からの私

平日
 1日1食。
 20〜22時までご飯タイム。

土日祝日
 1日1〜2食
 14〜22時までがご飯タイム。

土日は2回食べることもあるんですけど、別にお腹空かないから夜まで食べないこともあります。

おかげで、フェイスパックとの効果も合わせてなのか。めちゃくちゃ肌の調子がいいです。ニキビが出にくくなり、ニキビっぽいうっすらした赤みも徐々に肌色に。

なんとなく若返ってる感じがします^^

そんなわけで、慣れちゃえば断食なんてちょろいんで。
『「空腹」こそ最強のクスリ』を読んで若返り体質を作っていきましょう。

目次