『マイ・エレメント』見ましたので忘れないうちにレビュー。
正直ディズニー作品はある時からアナ雪みたいな超ヒット作以外は興味が湧かず見なくなってたんですが、「やっぱディズニーは外れないなぁ」と期待以上に感動してしましました。
火と水という要素をうまーく使って、触れたいのに触れ合えない切なさ、だからこそ募る欲求や勇気みたいなものを切に感じました。
映画は感情が揺さぶられてなんぼ。
切なさと愛おしさをいい塩梅でぎゅっと感じさせてくれるいい作品でした。今回はそんな『マイ・エレメント』についてネタバレなしで書いていきましょう。
テーマは「家族・感謝・犠牲」
本作では、火の女の子も水の男の子も信じられないくらいあたたかな家族を持ってました。
あんなお父さんになりてぇ。
ちょっとお父さん、娘から愛されすぎじゃないですか?笑。普段からの立ち振る舞いとかコミュニケーションに威圧がなく、100%家族を愛してるのがめっちゃ伝わるのがよかったなぁ。
ただ、感謝しているが故の葛藤も大きく描かれていました。
本作は、両親に感謝し、彼らの犠牲を理解することをテーマにしている。
ウィキペディアより引用
この火の両親はあらゆる犠牲を払って、娘を育てていることが超冒頭で分かるんですが、その犠牲が愛でもあり鎖でもあるんですよね。
ネタバレになるのでこれ以上は控えますが、「どう親の犠牲と向き合えばいいのか?」というのは私も考えさせられました。
もし水が火に恋をしたら?正反対の2つの繊細なロマンス。
「好きになってはいけない。」と思った時点で、それは恋だと思います。水に触れれば蒸発する火。火に触れれば消える水。その2つが「繋がりたい」という欲求と向き合う瞬間。
超感動するで。
触れられない切なさ。が募って、募って、我慢できなくて、でも我慢して…。
そして…という瞬間の見せ方がさすがディズニーさん。いい仕事してますなぁ。もうネタバレになっちゃうから言えないんですけど、あぁぁぁぁあああああこれは見て、確かめてくれぇええええ!!!!!!
やっぱり映像が超きれい。タブレットで見たのに没入体験できました。
「うわぁあキレイ」と呼吸を忘れてしまうほどの感動するシーンがあるんですけど、本当にキレイです。タブレットなのに、その映像の美しさにに呑み込まれるようでした。
その辺はディズニーさん、いい仕事しとりますなぁ。
雰囲気的には、FFⅩのティーダとユウナのこのシーンみたいな感じです↓
「そんなわけないやん」って思うかもしれませんが、そうなんですよ!!笑
この雰囲気をどう水と火が出すのか?ぜひぜひご期待ください。
個人的には大満足の作品。水と火の恋の行方を最後まで楽しんで見られました。
この作品の面白いのは、水と火という全く別のエレメントの恋をどう進展させるか?ということです。
切なさや愛おしさを感じさせつつも最後まで「どうなんの?」って部分で飽きずに楽しめることができました。映像もキレイだったし充実した101分でした。
ディズニー映画ってすごくいい。すさんだ心の汚れを、作品を通じてぴかぴかに磨いてくれてるみたいです。金や名誉じゃない、心の大切な部分、本当の幸福のありかを思い出させてくれる感じがするのでこれからも定期的に見てないものは見ようと思いました。
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